電脳伝説さんがSBC6800/6809に続いてSBC6303ルーズキットの販売を始めたので早速スイッチサイエンスから購入しました。
ルーズキットは基板だけなのですが、HD6303(MC6803)は6800ベースのコアにRAMなどを内蔵したCPUなので外付け部品は少なく、CPUや水晶以外のパーツはほとんど手持ちでそろえることが出来ました。
CPU、HD63A03RPは若松通商でも入手出来て確実なのですが、ついいつものAliexpressでポチってしまいました^^;
もちろん10個も必要無いのですが、10個セットしか見つからず。
CPUの表面は白っぽくなっていてリマーク品をつかまされたのかと思ったのですが・・・
プリント基板があるのと部品点数も少ないため組み立てはすぐに完成。
10個のCPUをテストするためにソケットの上にゼロプレッシャーソケットを載せてます。
EPROMにモニターを焼いて中華CPUを挿し、起動したところあっさりと起動してくれました。
CPUは10個ともテストしましたがどれも問題無く動作しました。
例によってこのCPUボードですぐに何かに利用するという予定はないのですが、ビンテージCPUが動作するのを確認出来るだけでも楽しいですね。
コメント
HD6303といえばEPSONのHC-20というハンドヘルドPCのCPUでした。
拡張バスが出ていたので外付けのユニットを付けて遊んだことが
あります。 RTTYの復調ユニットを付けて受信したことがあり、
たぶんポータブルでRTTYができた最初ではなかったかと思います。
もっとも、BASICインタープリタ内蔵でしたので、制御の大半は
BASICで書いて、I/Fの制御部分をマシン語のルーチンにした程度。
6502よりも使いやすいCPUだと感じました。昔話です。hi hi
全部動いて良かったですね。 何か面白い活用をされてください。
JA9TTT/1 加藤さん、こんにちは。
>EPSONのHC-20というハンドヘルドPCのCPUでした。
HC-20のCPUでしたか知りませんでした、CMOSなので採用されたのでしょうか。
HCシリーズは雑誌の広告などでは知っていましたが実物を見た記憶がありませんが、RTTYに使われていたとは先進的ですね。
>何か面白い活用をされてください。
動かすのが目的みたいな物なので活用するのはなかなか難しいです^^;
> RTTYに使われていたとは先進的ですね。
FT817のようなポータブル機でもあれば別ですが、まだ本格的な半導体機は珍しい時代だったので移動運用は非現実的でした。 まだPC9801初代やApple-IIのころなので、PCと無線の相性は悪くてノイズ対策が大問題でした。 HHCならノイズは非常に有利だったんです。 その前はASR-32というマシンを使っていたんですが画期的な進歩でしたね。昔話で失礼しました。(笑)