6800/6809SBCにはモニターやBASICプログラムを書き込むROMが必要です。
昔Z80で遊んでいた頃は秋月電子のROMライターキットを利用していたのですが、検索してみると最近TL866というUSB接続のROMライターが人気らしく、秋月で5k円ほどでしたので購入してみました。
本体とUSBケーブル、CD-ROMと保証書?が入っています。
ゼロプレッシャーソケットの大きさと比較してもわかるように本体はかなり小型です。
ゼロプレッシャーソケットとLEDが2個、USBコネクタが付いているだけです。
早速中身を見てみました。基板は2段重ねになっていてちゃんとした作りです。
型番が消されたチップがメインのLSIなのでしょうか。
電源はUSBから供給されます。EPROMはレバー側に合わせて装着します。
ドライバーと制御用のアプリケーションは付属のCD-ROMに入っているのだと思いますが、メーカーサイトから直接最新版をダウンロードしました。
サポートチップのリストはこちら
2018年4月15日現在の最新アプリケーションはMiniPro v6.70のようです。
アプリケーションは英語と簡易中国語のみの対応ですが、簡単な操作だけなので特に問題は無いと思います。
TL866はTL866CSとTL866A、TL866II Plusの3種類があるようで、私が購入したのはTL866CSですが、上位版のAやPlusになるとPICやAVRのISP書込にも対応しているようです。
使用するROMがEEPROMならばROMライターで書き込まれたデータの消去が可能ですが、EPROM(UV-EPROM)だと消去するために紫外線を使用したイレーサーが必要なので昔使っていたイレーサーを探し出してきました。
20年以上前に中古で入手した物ですがいまだに販売されているようです。
紫外線ランプも切れて無く問題無く消去することが出来ましたが、最近のFlashタイプに慣れているとちょっとの修正でも消去のために20分近く待つのはかなり苦痛です。
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