寒い寒いと思っていても気付くと4月、平成も今月限りとなりました。
相変わらずAliexpressでポチポチしているのですが、今回はバリキャップダイオード1SV149の真贋判定をしてみました。
国内通販で入手した1SV149と外観を比較すると、本物はピン間にピンをカットしたような金属が出ていますが中華版には見られません。
東芝1SV149データシートより
モールドの厚みも国内板の半分ぐらいしかありません。
aitendoでも1SV149を販売していますが、外観はAliexpressで入手した物と同じでした。
電気的な特性を測定してみました。
東芝1SV149データシートより
外観的には明らかに偽物なのですが、電気特性はほぼ似たような結果になりました。
個人的には偽物と判定しますが、電気的な特性をみると同様に使用することは出来そうです。
ただ同調回路などに使うと本物より性能が悪いという話も聞きますのでQが低いなど何らかの違いはありそうです。
注意：あくまでも今回入手したパーツに関する個人的な見解です。すべての中華通販の1SV149が偽物だと言うわけではありませんし、測定結果と同じだと保証する物でもありません。通販は自己責任でお願いいたします。
コメント
高橋さん、こんばんは。 こちら桜が満開です。
今度はバリキャップですか。1SV149はAMラジオ用ではポピュラーでしたが
すでにディスコンだろうと思います。 中華製が有るのは有難いですね。
AM用の周波数なら幾らかQが低くても支障はないでしょうから中華製でも
まったく同じように使えるのではないでしょうか。
ラジオがDSP化されて来ているので同調回路に使うバリキャップもそのうち
使われなくなりそうですね。数年後にはAM放送はNHKだけになりそうですし。
こうしたバリキャップも稀に必要になるので部品箱に入っていますよ。hi hi
JA9TTT/1 加藤さん、こんにちは。
暖かくて桜も満開、良い季節になりました。
短波受信用のスモールループアンテナの同調用に容量の大きなバリキャップが欲しかったのですが、以前秋月で扱っていた1SV149はディスコンで入手難になっていたのでAliexpressで探してみました。
>数年後にはAM放送はNHKだけになりそうですし。
中波放送が無くなってしまうとゲルマラジオを作る楽しみが無くなりますね^^;
高橋さん、こんばんは。 今日は良いお天気だったようですね。
こちら曇天でした。 夜になって少し冷えて来ました。
短波のスモール・ループに使う予定なのですね。それだとなるべくQが高い方が
良いでしょう。 短波の受信ループは自分も実験したことがあります。
バリコン式もやりましたが、バリキャップ式も作りました。記憶は曖昧ですが、
ノイズの多い環境には向いているようでした。HAMよりもBCL向きの感じでしたね。
ゲルマラジオだけでなく２〜３石のシンプルな中波ラジオを作って聴く楽しみも
あるので中波はずっと続いて欲しい気がします。 6BM8単球ラジオとかも。
しかし聴いている人が激減では中波の廃止は止むを得ないのかな・・・。
今のうちに製作を楽しんでおくのが良いかもしれません。＝＞中波ラジオ hi
JA9TTT/1 加藤さん、こんばんは。
昨晩はかなり雨が降っていたのですが今日は朝から一日良い天気でした。
でも来週は天気が悪い日が続くような予報です。
>ノイズの多い環境には向いているようでした。
160mなどでは受信用に使われる方が多い様ですね。
>HAMよりもBCL向きの感じでしたね。
はい、BCLに使おうかと思っています。
バルコニー制約で直径60cmのエレメントを作成しました。
>中波の廃止は止むを得ないのかな・・・。
FM補完放送の数10WのVHF FM送信機と小型アンテナと比較すると、中波放送局は
アンテナは大きいですし数百kWのAM送信機は維持費がかかるのでしょうね。
でも緩やかなフェージングがかかったAM独特の音が聞こえなくなるのは残念です。