モトローラ 6800伝説などの著者でありBlog 電脳伝説のオーナーでもあるvintagechipsさんが頒布されているSBCルーズキットを作っていたのですが、現時点で一通りのルーズキットが完成したので自身の備忘録も兼ねて製作履歴を作成年月順にまとめてみました。
各ボードの詳細、ルーズキットの入手方法はボード名にリンクされているリンク先を参照してください。
- 2018年1月 SBC6800
- 2018年1月 SBC6809
- 2018年6月 SBC6303
- 2020年9月 SBCZ80
- 2020年9月 SBC8080 Sub Boerd
- 2020年9月 SBC8080
- 2020年9月 SBC8085
- 2020年9月 SBCZ8002
- 2020年11月 SBC6303BL
- 2020年11月 SBCF8
- 2021年4月 SBC1802 COSMAC
- 2021年7月 SBCV20
- 2021年7月 MCS8085
- 2021年7月 WRT8755
- 2021年7月 SBCZ8
- 2021年8月 MCS8051
- 2021年8月10日追加 ORANGE-console
- 2022年2月2日追加 SBC6809E
- 2022年4月12日追加 EMUZ80
2018年1月 SBC6800
モトローラ6800 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUには日立のHD468A00Pを搭載しています。ROMにはPROM680とVTLを書き込みました。
2018年1月 SBC6809
モトローラ6809 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUはモトローラMC6809Pを搭載、ROMにはMicroSoft BASICを書き込みました。
2018年6月 SBC6303
日立6303 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUは日立 HD63A03RPを搭載、ROMにはLILBUGを書き込みました。
2020年9月 SBCZ80
ZILOG Z80 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
SBCZ80は他のSBCシリーズとは異なりDRAMが使用されています。
CPUにはZILOGのZ80を搭載、ROMにはMS BASICを書き込みました。
2020年9月 SBC8080 Sub Boerd
8251とSRAM、ROMソケットが搭載されたサブボードです。
SBC8080、SBC8085、SBCF8などのCPUボードと40芯フラットケーブルで接続して使用します。
2020年9月 SBC8080
インテル8080 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUはNECのD8080を搭載、上記SBC8080 Sub Boardと接続して使用します。
ROMにはPALO ALTO TINY BASICを書き込みました。
2020年9月 SBC8085
インテル8085 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUには三菱のM5L8085APを搭載、 上記SBC8080 Sub Boardと接続して使用します。
ソフトは8080と完全互換なのでSBC8080のROMがそのまま使用できます。
2020年9月 SBCZ8002
ザイログ Z8002 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUはシャープのLH8002Pを搭載、ROMにはZILOG Z8000 RushMonitorを書き込んでいます。
2020年11月 SBC6303BL
SBC6303と接続してマイクロSDの機械語ファイルで起動するとともに増設RAMの役割も果たす拡張ボードですが、残念ながら頒布は終了しています。
2020年11月 SBCF8
フェアチャイルド F8 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUにはMOSTEK MK3850を搭載、上記SBC8080 Sub Boardと接続して使用します。
ROMにはTINY BASICを書き込みました。
2021年4月 SBC1802 COSMAC
RCA 1802(COSMAC) CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUにはIntersilのCDP1802ACEを搭載、ROMにはRCA 1802BASICを書き込みました。
2021年7月 SBCV20
NEC V20 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUにはNECのD70108C-8を搭載、ROMにはINTEL 8080BASICを書き込みました。
2021年7月 MCS8085
8755CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUには東芝製TMP8755ACを搭載、ROMには簡易アセンブラ付きモニタを書き込みました。
2021年7月 WRT8755
上記MCS8085に使用する8755に書き込むためのライターです。
2021年7月 SBCZ8
ザイログ Z8 CPUを動かすシングルボードコンピュータです。
CPUにはZILOG Z8681PSを使用、ROMにはBASICを書き込みました。
2021年8月 MCS8051
8752CPUでBASIC-52を動作させるシングルボードコンピュータです。
CPUはSTC89C52RC/40MHzを搭載
本来は頒布前でしたがデジットのジャンク基板のお礼と言う事でサンプル基板を頂きました。
2021年8月時点で頒布されているシリーズはほぼコンプリート出来たのではないかとおもいますが、 vintagechipsさん は精力的に開発をされていますのですぐに次のシリーズが頒布されるのではないかと期待しています(笑
古いCPUを動かしてみたいと思い色々と集めていたのですが、そのときに見つけた伝説シリーズのおかげで実際に動作させることが出来たのを嬉しく思っています。
最近は68kの開発も手がけられているという事ですので、SBC68000(68008)やSBC SC/MPなども勝手に期待しています(爆
2021年8月10日追加 ORANGE-console
SBCシリーズではありませんが、オレンジピコで販売されているVGAモニターとUSBキーボードに対応しているシリアルコンソールのキットです。
詳細はオレンジピコのHPを参照してください。
PCとターミナルソフトが不要になるためスタンドアローンでSBCシリーズのマイコンを動作させることが出来ます。
ただPCとターミナルソフトを使っているとPC上で編集したBASICプログラムのテキストファイルなどをアプリの送信機能で読み込ませることが出来るのですが、コンソールを使用すると全部手打ちする必要があります。
2022年2月2日追加 SBC6809E
モトローラMC6809E CPUとMC6883Pを使い64kBのDRAMで動作するシングルボードコンピュータです。
CPUはモトローラMC68B09Eとタンディー・カラー・コンピューター用に開発されたMC6883P(SN74LS783N)を使ってDRAMをコントロールしています。
2022年4月12日追加 EMUZ80
Z80とPIC18F47Q43で動くシングルボードコンピュータです。
PICマイコンでRAM,ROM,UARTのエミュレートを行っておりIC2個のシンプルな構成になっています。
回路がシンプルなので基板が頒布される前にブレッドボードで試作しました。
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