KiCADで作成したパターンからガーバデータを作成して基板発注にチャレンジしてみました。
最近は国内外で安価な基板製造業者が多数ありますが、今回はFusion(seeed)の送料込みで$7.9の$7.9基板セールを使います。
基板セールは100mm*100mmの基板が作成できるので基板は100mm*50mmで設計しました。
そのため基板を2つ合わせて100mm*100mmの1枚の基板で作ってもらいます。
作成した1枚の基板を2枚に面付けするためにPcbnewを単独で起動します。
単独起動したPcbnewで作成した基板データを読み込みます。
基板を全選択し、右クリックメニューの「配列を作成」を選択します。
配列を作成ウィンドウが表示に値を入力します。
縦方向に基板が複製されたのを確認し、基板を真ん中で折れるようにVカットラインを入れてもらう指定をします。
プロットアイコンをクリックしてガーバーファイルとドリルデータを出力します。
ガーバーデータ出力の詳細はFusionのKiCADからガーバーファイルを出力する方法を参考にしました。
作成したガーバーデーターのzipファイルを$7.9基板セールの画面からアップロードします。
念のためガーバービューアーで確認して問題無ければ発注です。
今回は発注して21日で基板が届きました。
心配だったVカットラインもちゃんと入ってました。
初めての基板発注でしたが無事基板を入手することが出来ました。
20日ほどかかるとはいえ$7.9、日本円で950円ほどでこれだけの基板が入手出来るとは便利な時代になりました。
ただ頒布するわけではないので同じ基板が10枚も必要無いのですが^^;
11月29日追記
届いた基板にパーツを取りつけたところパーツ同士がぶつかることも無く、無事動作しました。^^
コメント
高橋さん、こんにちは。 北関東は今日も暖かですよ。
もう基板できたんですねえ! すばらしい!!
さっそく試作中でしょうか? うまく動作してくれたら良いですね。
費用もわずかなようですからやはり基板化はVY-FBです。
JA9TTT/1加藤さん、こんにちは。
こちらも昨日は雨でしたがここ数日は暖かい日が続いています。
初めての基板外注でしたが何とか上手く出来ました。
Blogに追伸で書きましたが、回路も動作してくれました。Hi
発注して20日ほどかかるのですぐに作りたいときはちょっと厳しいですが、今回の基板ですと1枚当たり100円ほどなのでコストパフォーマンス高いですね。
高橋さん、こんばんは。
基板、ちゃんとできていたようで完成ですね。 おめでとうございます!
ファンクション・ジェネレータもうまくできたみたいですね。(笑)
自宅で作るよりもすこし時間はかかるようですがFBではないでしょうか。
基板があるのなら作ってみたいという人はたくさんあるでしょう。
JA9TTT/1加藤さん、おはようございます。
基板CADも両面基板も基板発注も初めてにしては上手く出来てくれました。Hi
まあ初めてなので慎重に作業したというのもあるので、慣れてくると逆にミスが増えそうですが(笑
やはり基板が出来るキット感覚で作成できますね。