昨年末に届いて放置状態だったQRPLabs 5W CW transceiver kit QCX(40m版)を作成しました。
QCXは出力5WのCWトランシーバーでバンドを指定して購入します。
送信部はE級でMOS FET BS170を3個使ってヒートシンク無しで5W出力を実現しています。
受信部はダイレクトコンバージョンで、RF信号をI-Qミキサーで音声帯域に変換した後に90度PSNを通過して不要なサイドバンドを削除してから200HzのAPFを通過します。
届いたセットは基板とパーツがいくつかの小袋に分かれていました。
表面実装のSI5351AとFST3253は基板に実装済み。
ファームウェアのバージョンは最新のT1.00E
組み立てマニュアルはパーツの種類ごとにまとめて取りつけていく様に書かれていますので、その通りに組み立てを進めました。
まず背が低いICソケットとICを取りつ,次にコンデンサを取りつけます。
クリスタル、ダイオード、抵抗器を取付。
マニュアルを参考にサクサクとパーツを付けていきます。
次にたぶん製作の中では一番難易度が高いと思われるトランスを巻きます。
トランスのタップを間違えないようにラベルを貼りました。
AVRマイコンと液晶以外を取付完了。
AVRマイコンをソケットにセットして。
液晶を取りつけて完成。
12Vの電源をくわえると液晶に「Select band:」の表示が出てとりあえずほっとしました。
とりあえずここまでで作業は終了しました。
組み立て時間は約5時間弱でした。
マニュアルは凄く詳細に書かれているのですがPDFで138ページもあるために印刷するには多すぎ、PCの画面を見ながら作ったのですが工作机ではPCの画面が見られないため工作机とPCの前を行ったり来たりしてましたw
この後調整を行うのですが、それはまた後日に。
コメント
結構作り甲斐のありそうなトランシーバですね。 お疲れ様でした!
ぜひオンエアされてください。
JA9TTT/1 加藤さん
おはようございます。
パーツ数はそれなりにありましたが表面実装では無いので老眼でも楽でした。Hi
しかしこのキットがUS$50ぐらいで販売できるとはすばらしいです。
ただ、オンエアするための申請が面倒で・・・(爆