年末の片付けでラックの奥から埃まみれで出てきたFT-7、通電すると一応問題無く動作しているようでしたがしばらく触っていると送信から受信に戻ると極度に感度が低下することがわかりました。
一度電源を切ると感度が戻るのでリレーの不良ではないかと当たりを付けて調べてみることにしました。
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FT-7はマザーボードにプラグイン基板を立てて実装することで小型化を図っているので上面はスッキリしています。
プラグイン基板は部品の交換も楽なのですが、通電状態でチェックするには延長基板が必要になるのとあまり基板を抜き差しするとスロットの接触不良を発生させる原因にもなってしまいます。
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FT-7のプラグイン基板は片面16ピンのカードエッジ基板ですが、幸い手持ちの18ピン延長基板とピッチと幅が同じだったため基板を右側に詰めて差し込み左側2ピンを余らせることで使用することが出来ました。
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回路図を追ってみたところアンテナ切替リレーが受信に戻ったときに復帰出来ていないことが判明。
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受信時にもリレーのコイルに4.5Vほどの電圧がかかっていてオンになったリレーが復帰出来ないようです。
回路図を見ていくと送受切替のダイオードスイッチのダイオードが不良なのではないかと想像して取り外してチェックしたところ単なる抵抗器になっていました^^;
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ダイオードを交換したところ送信後に問題無くリレーも復帰するようになりました。
パワーも10Wとちょっと出ていることも確認できました。
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