今年のお盆休みはコロナ渦で何処にも出かけずSATY HOMEだったのですが、小学校の夏休みの自由工作で0-V-1単球ラジオを作ったことを思い出し急に真空管式短波ラジオを作りたくなりました。
真空管ラジオと言えばシャーシに穴開けなどの板金工作がつきものなのですが、それは面倒なので並四ラジオを0-V-2に改造することにしました。
改造前の並四ラジオ、6D6-76-6ZP1で整流はダイオードの3球構成です。
贅沢にも周波数直線バリコンと平滑チョークコイルが使われています。
誠文堂新光社のエレクトロニクス製作50選と初歩のアマチュア無線製作読本に掲載されていた製作記事を参考に手持ちのパーツに合わせて適当に変更した回路を使いました。
コイルボビンの手持ちが一つしか無いため短波放送のメインである5MHz~16MHzぐらいまで受信出来るコイルを作成。
シンプルな回路なので1発で動作させることが出来ました。
再生検波の発振周波数を調べると受信範囲がわかるのでスペアナで調べてみたところ予定通りの周波数帯をカバーしていることを確認出来ました。
8月23日のKTWR フレンドシップラジオ(7500kHz)を受信してみました。
周波数合わせのためにAR5000で再生発振の信号を受信して周波数計代わりに使ってますw
真空管式短波ラジオを作ったのは小学校の夏休み以来です。
当時どのように放送が聞こえたのかは憶えていませんが、組み立てて放送が聞こえるとアラカンのオッサンになっても当時と同じように感動しますね。
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